検診のすすめ

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寒暖の差が激しい10月です。最近は寒暖差疲労なんていう言葉もあるようです。今月は東京貿易グループ様で「受けてよかったがん検診 がん治療は早期発見が大切」というタイトルで講演させて頂きました。私が勤務しているがん研有明病院健診センターでは2023年に20481人が受診し203人、つまり1%でがんが見つかりました。そのうち早期発見は83%でした。早期でがんが見つかると、消化器がんでは内視鏡手術で済み、体に傷を残さない状態で治療が終了します。婦人科がんでは妊孕性(妊娠する力)を残すことが可能な場合もあります。早期にがんを見つけるには、前年との比較も大事になってきます。自治体の検診では指定された年に、会社の健診は毎年、人間ドックも1-2年毎に受けることをお勧めします。