学会と論文

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暑い日が続いています。まだ7月だというのに、この先、さらに暑くなるのでしょうか?

この相談室を始めて1年が経ちました。特に宣伝をしていないので、相談件数は少なかったですが、お役に立てたときはとても嬉しく感じます。今年はもう少しこの活動を知って頂くよう努力しようと思っています。

4月から7月は特に学会が多い時期ですが、日本臨床細胞学会と日本婦人科腫瘍学会から功労会員に選ばれました。長い間学会活動をしたということでしょうか。それから久しぶりに念願の英文論文が雑誌に掲載されました。「婦人科がん術後のリンパ浮腫発症のリスク因子」というタイトルです。

英文科学雑誌は格があって、権威のあるものからそうでもないものまであります。とても素晴らしい画期的な研究が権威のある英文科学雑誌に掲載されると、「このような研究がNature誌に載りました」などとニュースに載ることもあります。手っ取り早く論文の権威を知るのにインパクトファクター(I.F.)というのがあります。その論文が他の論文に多く引用されているほど、インパクトファクターは高くなります。普通の医師が狙うのはそんな格の高い科学雑誌ではありませんが、それでも採用されなかったり、なんとか何回か修正してから掲載されることなどもあります。ですから論文が雑誌に掲載されるととても嬉しいのです。そんな嬉しい気持ちで花火を見ました。下手な写真ですが、これが一番マシな写真です。