婦人科検診といえば、自治体の子宮がん検診は、主に子宮頸がん検診です。最近6ヶ月以内に不正出血があったり月経異常や褐色帯下があった方は、本人の同意があれば子宮体がん検診も受けることができます。子宮頸がんや子宮体がんは、検診を受けていれば、がんを初期に発見することが可能です。卵巣がんに関しては、検診で初期で発見することは、なかなか難しいです。というのは、卵巣がんは子宮頸がん、体がんと比較し、進行が速く、ましてや腹腔内のがんなので、細胞を採って検査することができません。腹部が膨らんできたとか、腹痛が続くような場合は、検診を待たずにクリニックや病院で超音波検査を受けて下さい。